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安全性

再発又は難治性のB細胞性ALLを対象とした国内第Ⅰb/Ⅱ相臨床試験(Horai試験)に参加した日本人患者のうち、本剤の投与を受けた18歳以上の患者26例中26例(100.0%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められ、主な副作用は、サイトカイン放出症候群12例(46.2%)、発熱12例(46.2%)、好中球減少10例(38.5%)及び血小板減少9例(34.6%)であった。また、同試験にて本剤の投与を受けた18歳未満の患者においては9例中8例(88.9%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められ、主な副作用は、肝酵素上昇6例(66.7%)、発熱6例(66.7%)、サイトカイン放出症候群5例(55.6%)及び腹痛4例(44.4%)であった。(承認時)

18歳以上の再発又は難治性のPh陰性B細胞性ALLを対象とした海外第Ⅲ相比較対照臨床試験(TOWER試験)において本剤の投与を受けた267例中214例(80.1%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められた。主な副作用は、発熱104例(39.0%)、好中球減少39例(14.6%)、サイトカイン放出症候群36例(13.5%)、発熱性好中球減少症29例(10.9%)、頭痛27例(10.1%)、肝酵素上昇27例(10.1%)及び血小板減少27例(10.1%)であった。(承認時)

18歳以上の再発又は難治性のPh陽性B細胞性ALLを対象とした海外第Ⅱ相臨床試験(Alcantara試験)において本剤の投与を受けた45例中41例(91.1%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められた。主な副作用は、発熱21例(46.7%)、発熱性好中球減少症11例(24.4%)、貧血6例(13.3%)、頭痛5例(11.1%)及び肝酵素上昇5例(11.1%)であった。(承認時)

18歳未満の再発又は難治性のB細胞性ALLを対象とした海外第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験(MT103-205試験)において本剤の投与を受けた93例中80例(86.0%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められた。主な副作用は、発熱61例(65.6%)、貧血18例(19.4%)、サイトカイン放出症候群15例(16.1%)、肝酵素上昇15例(16.1%)、血小板減少15例(16.1%)、白血球減少14例(15.1%)、好中球減少14例(15.1%)及び頭痛11例(11.8%)であった。(承認時)

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