ビーリンサイト調製・投与マニュアル
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⑥投与時の注意点
投与時の基本事項
無菌フィルター(0.2μm)付き輸液セットを接続した輸液ポンプ(流速を適切に管理可能なもの)を用いて、投与時間に応じた注入速度に従って持続点滴静注してください。
投与時間 | 注入速度 |
---|---|
24h24時間 | 10mL/時間 |
48h48時間 | 5mL/時間 |
72h72時間 | 3.3mL/時間 |
96h96時間 | 2.5mL/時間 |
重要
投与ラインや静脈カテーテルのフラッシュ禁止
※過量投与などの原因となります。
交換のタイミングについて
- 輸液バッグの交換は医療従事者が行ってください。
- ビーリンサイト輸液バッグは、投与スケジュールに準じて交換してください。
- 輸液チューブやビーリンサイト輸液バッグに溶液が残っていても、設定した投与時間が経過したタイミングで交換してください※。
※ビーリンサイト輸液バッグには投与量よりも多く薬剤が添加されており、輸液を全量投与すると過量投与となります。
廃棄方法について
- ビーリンサイトは、細胞傷害性のある薬剤ではありません。ビーリンサイト輸液バッグ内の残液は、ご施設の廃棄ルールに従って、適切に廃棄してください。
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こちらのページでは、抗悪性腫瘍剤/二重特異性抗体製剤ビーリンサイト(ブリナツモマブ)のビーリンサイト調製・投与マニュアル:⑥投与時の注意点をお届けいたします。